電車でスマホに夢中になっている人や、

職場でパソコンとにらめっこしている人は、その恰好だけ見ていると、

「ゾンビ」のようです。

 

背中が曲がり、

肩が前に出て、あごは上がり精気のない目をしてボーっとしています。

 

こんな状態では、

先の見えない時代を生き抜けるのか、はなはだしく疑問です。

 

また現代人は、

「頭でっかち」な人が多いのです。

 

 

日々メールを返信したり、

サイトを見たり、SNSを眺めていると、

どんどん「概念の海」に飲み込まれていきます。

 

 

概念の海に飲み込まれると、

頭の中だけで生きているようになります。

 

 

すると嫉妬心や、執着心、ありもしない競争に、

巻き込まれてしまいます。

 

 

人間は、シンプルにいえば、ただの地球の上で、

息をして生きているだけの存在なのです。

 

ですが、

あらゆる概念に囚われて心を病む人も増えてきています。

 

 

ヨガを通じて気づくのは、

人には、「身体」があり、「息」をして生きているという事です。

 

 

当たり前の事ですが、

そこに立ち返ることが出来れば、

概念の海におぼれる事はありません。

 

 

ゾンビのような身体から脱して、

「身体性を取り戻す」ことがこれから生き抜くための

必須条件なのです。

 

 

現代人が「身体性」を取り戻すには、

身体全体を使う必要があるのです。

 

多くの人は、

上半身だけを使いすぎています。

 

もっと下半身も使う事を意識するようにしましょう。

 

現代人、特にデスクワークをしている人は、

日中のほとんどを座って過ごしています。

 

電車や車の中でも座り、

家に帰ってソファーに身体を沈めている人は、

起きているほとんどの時間、座っていることになります。

 

 

近年、

様々な研究で「座りっぱなしの生活」の弊害が分かってきました。

 

座っている時間が長い生活を続けると心血管系の疾患や、

糖尿病などを発症するリスクが高まり、寿命が縮まる可能性があると言います。

 

また、

運動不足は喫煙よりも身体に悪いという研究結果もあります。

 

例えヨガスタジオに通えないのだとしても、

仕事の合間に軽く運動をするだけでも上半身の生活を脱する事が出来ます。

 

 

最近、

Googleやフェイスブックのオフィスでは立ったままパソコン作業をする、

スタンディングデスクを導入しています。

 

通勤の時にひと駅分歩いたり、

オフィスでもなるべく立つ回数を増やしたりするなど工夫してみる事が大切です。

 

ネット時代で概念ばかりが膨らむ中、

「身体」を取り戻した人が有利になるのです。